【東京】江戸前天ぷら老舗の「天ぷら三浦屋」苦渋の閉店 材料費高騰で「これまでと同じ価格では江戸前の天ぷら出せない」★2
東京・北品川で五十年以上の歴史を刻んできた江戸前天ぷら老舗の「船宿天ぷら三浦屋」が七日、のれんを下ろす。材料費の値上がりに加えて店舗の建て替えの時期を迎え「これまでと同じ価格では江戸前の天ぷらは出せない。江戸前をやめたら三浦屋じゃない」との閉店への思いを秘め、最後の日まで揚げ場に立つ。 (杉戸祐子)名物の「極上丼」は、ご飯の上に、カリッと揚げたアナゴやメゴチ、キスなどの天ぷらを載せ四十年以上継ぎ足してきたタレをかける。