【安保】中国脅威論は何だったのか?「戦争法案」の初適用が南スーダンPKOでの中国軍らへの駆けつけ警護という皮肉
先週可決した「戦争法案」。成立に向けて盛んに中国脅威論が囁かれてきましたが、初適用では中国軍を含むPKF(国連平和維持軍)への駆けつけ警護となりそうです。9月19日に可決された「戦争法案」。11の法案をふたつにまとめて審議された「戦争法案」の中で、今回適用されることになるのは改正PKO協力法です。改正PKO協力法では自衛隊の武器使用権限が強化され、今回想定される「駆け付け警護」や一定地域の治安維持を担う「安全確保活動」が新たに認められることとなっています。