【政治】参院選前にTPP関連法案成立目指す 政府・与党
来年1月4日の通常国会の早期召集は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の合意内容や国内対策に絡む関連法案の一部を通常国会で成立させる狙いがある。法案処理は来年夏の参院選後、秋の臨時国会に先送りする案もあったが、首相は参院選前に成立させることが責任政党としてアピールにつながると判断した。「極めて異例だが、1月4日から通常国会を開き、各党が問題に思っていることを議論してほしい」自民党の谷垣禎一幹事長は18日の与野党幹事長会談で「極めて異例」と前置きしつつ、野党側に年明け早々の召集に理解を求めた。