【政治】共産党の柔軟路線 「国民連合政府」を樹立する構想を前提に 連携機運高めるねらいか
共産党は、来月召集される通常国会で、天皇陛下の臨席などを理由に欠席してきた開会式への出席を決めるなど、従来の方針を柔軟に見直す姿勢を打ち出していて、来年夏の参議院選挙で、民主党などとの連携をはかる機運を高めたいねらいがあるものと見られます。共産党は、24日に志位委員長が大島衆議院議長と面会し、国会の開会式について、天皇陛下が臨席しておことばを述べられることを、「憲法の規定から逸脱する」として欠席していたのを改め、来月4日に召集される通常国会の開会式に出席する意向を伝えました。