【ジカ熱】米国内で、小頭症の赤ちゃん初出産
米疾病対策センター(CDC)は26日、米国内で初めて、蚊が媒介する感染症のジカ熱にかかった妊婦が、脳の発育が不十分な小頭症の子どもを出産したことを確認したと発表した。この妊婦は流行地のブラジルへの渡航歴があった。CDCは、ジカ熱が胎児に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、妊婦に対し、今夏開催のリオデジャネイロ五輪のためにブラジルへ渡航するのをやめるよう呼び掛けるとともに、パートナーの男性が渡航した場合は性交渉を控えるか、コンドームを使用して感染を防ぐよう求めている。