【経済】ANA 一時金引き上げ提案 焦点はベア 日航の労使交渉に影響も [SANKEIbiz]
全日本空輸が、今春闘で労働組合側に一時金(ボーナス)の引き上げを提案したことが29日分かった。業績の影響を受けないベース部分を年間0.5カ月増やす。持ち株会社ANAホールディングス(HD)の連結業績は当初予想を上回り好調で今後の人材確保に備える上でも継続的な待遇改善が必要と判断した。地上勤務者や客室乗務員約1万人が加入する最大組合「ANA労働組合」は同日、会社提案を受け入れた上で一律3000円のベースアップ(ベア)などを要求した。