【裁判】無職少年、傷害致死罪認める 「凶悪性を減ずる特段の事情はない」と検察側 川崎中1殺害
川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、中学1年の上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が刺殺された事件で、傷害致死罪に問われた無職の少年(18)=同(17)=の裁判員裁判の初公判が2日、横浜地裁(近藤宏子裁判長)で開かれ、少年は「間違いありません」と起訴内容をほぼ認めた。事件では少年3人が起訴され、殺人と傷害の罪に問われたリーダー格の少年(19)は懲役9年以上13年以下の不定期刑が確定し、17歳だった無職少年の公判が2人目。