【医療】373例目の脳死判定 くも膜下の40代男性臓器提供へ=本人の意思不明では210例目
日本臓器移植ネットワークは17日、関西医大滝井病院(大阪府)にくも膜下出血で入院していた40代男性が16日午後8時33分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。書面で臓器提供の意思を示していなかったが家族が承諾した。脳死判定は法施行後373例目、本人の意思不明は210例目。心臓は東京大病院で20代男性、肺は独協医大病院(栃木県)で40代男性、肝臓は愛媛大病院で50代女性、膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は広島大病院で30代女性、もう片方の腎臓は大阪市立大病院で40代女性にそれぞれ移植。