【宇都宮保育施設放置死】元女性経営者、初公判で遺棄致死罪を一部否認 検察側「下痢や発熱認知しながら放置した」
宇都宮市の認可外保育施設で発熱などの症状があった女児を放置して死亡させたとして保護責任者遺棄致死罪と、幼児を縛ったとして暴行罪に問われている元施設長の住所不定、無職、木村久美子被告(59)の裁判員裁判の初公判が6日、宇都宮地裁(佐藤基裁判長)で開かれ、木村被告側は起訴内容を一部否認した。起訴された内容について木村被告は「特にございません」と述べたが、弁護人が「被告はよく分からないまま返答した」と補足、保護責任者遺棄致死罪について起訴内容を否認した。