【医】肝がん抑制効果化合物を特定 K67
肝がん抑制効果化合物を特定
肝臓がんの増殖を抑え、抗がん剤の効果を上げる効果が期待できる化合物を、新潟大学などの研究グループが特定し、新しいがんの治療薬の開発につながる可能性があると注目されています。研究を行ったのは、新潟大学大学院医歯学総合研究科の小松雅明教授などのグループです。肝臓がんは、長期間の飲酒やB型、C型肝炎ウイルスの持続感染などにより引き起こされると考えられていますが、症状が出たときには進行が進んでいるケースが多いほか、再発率も高く、十分な治療が難しいとされています。