【震災復旧談合】日本道路に1・8億円、大林道路に1・2億円の罰金刑 東京地裁
東日本大震災で被災した高速道路の復旧工事を巡る談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)の罪に問われた道路舗装会社2社に、東京地裁は6日、いずれも有罪判決を言い渡した。談合の調整役だったとされる日本道路(東京)が罰金1億8千万円(求刑2億円)、大林道路(同)が罰金1億2千万円(同1億5千万円)。島田一裁判長は「財源の大半を国の補助金が占める極めて公共性の高い工事で談合を繰り返し、社会経済に与えた影響は大きい」と述べた。