【社会】水道管老朽化対策費を水道料金に 厚労省専門委が提言案
.
全国に整備された水道管の老朽化が進むなか、人口減少によって水道料金の収入が落ち込み水道管の更新などが大幅に遅れていることから、厚生労働省の専門委員会は、更新に必要な費用を水道料金に盛り込むよう促すなど老朽化対策を後押しする提言の案をまとめました。主に市町村が担う水道事業をめぐっては、高度経済成長の時期に整備された水道管の老朽化が進む一方で、人口減少によって水道料金の収入が落ち込み水道管の更新が遅れていることから、すべての更新が完了するまでにおよそ130年かかると試算されています。