【社会】上司からエアガン、つば 22歳佐川急便従業員の自殺を労災と認定
佐川急便の仙台市の事業所に勤務していた男性=当時(22)=が自殺したのは仕事でうつ病になったのが原因だとして、遺族が、労災と認めなかった仙台労働基準監督署長の決定を取り消すよう国に求めた訴訟の判決で、仙台地裁は27日、自殺は労災だと認定し、遺族補償一時金などを不支給とした決定を取り消した。大嶋洋志裁判長は判決理由で、上司から足元に向けてエアガンを撃たれたりつばを吐きかけられたりされ「業務上許容される指導を逸脱した暴行または嫌がらせを受け、うつ病になった」と指摘。