【国際】日仏両政府「防衛担当閣僚協議」で共同声明で中国けん制 南シナ海「国際法順守を」
日本とフランス両政府は6日、パリで外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開き、「南シナ海での緊張を高める行動に強く反対し、全当事者が国際法を順守するよう求める」と明記した共同声明をまとめた。昨年末に空母「遼寧」を南シナ海に展開するなど、同海域で軍事的な圧力を強める中国をけん制する狙いがある。フランス政府は南太平洋に保有するニューカレドニアなどの海外領土に軍を展開し、欧州各国の中でもアジア太平洋地域の安全保障に対する関心が高い。