【社会】「泣きそうになる毎日だけど…今日も行ってきます」自殺した女性教諭の公務災害、2審も認める
東京都西東京市の市立小学校の新任女性教員(当時25歳)がうつ病になり、2006年12月16日に自殺した。これが公務災害にあたるかどうかが争われている裁判で、東京高裁(後藤博裁判長)は2月23日、1審に続き、自殺は公務災害だとする判決を出した。遺族と弁護団が判決後、霞が関の司法クラブで記者会見した。父親(68歳)は「(1審判決後に被告の)地方公務員災害補償基金(地公災)が控訴したと知ったとき、私たちの落胆と失望は筆舌に尽くしがたかった。