【社会】「早く現場に行ってほしかった」…“同僚”の捜査車両スピード違反揉み消し 元警察官に検察、懲役1年求刑 長野地裁初公判
捜査車両の速度違反を見逃したとして、犯人隠避の罪に問われた長野県警上田署交通課の元警部補、宮崎学被告(47)=同県東御市、依願退職=の初公判が28日、長野地裁(稲田康史裁判官)で開かれた。宮崎被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察は懲役1年を求刑した。起訴状などによると平成27年7月、3回にわたり上田市内で取り締まり中に県警の捜査車両が速度違反をしたのに違反切符の処理をせず、犯人を隠避したとしている。