【東京地裁】タイ警察おとり捜査、違法性認めず=覚せい剤密輸公判
覚せい剤密輸事件をめぐり、タイ警察が行ったおとり捜査の違法性が争われている男の裁判員裁判で、東京地裁(稗田雅洋裁判長)は3日、捜査に違法性はないと判断し、覚せい剤を証拠として採用する決定を出した。タイから覚せい剤約11キロを密輸した罪に問われたが、現地警察が覚せい剤をいったん押収し、密売人を装って被告側に届けた捜査手法が問題となった。稗田裁判長は「日本で通常、こうした手法を用いることはないが、各国の法制度は異なる。外国警察の捜査は、日本の刑事訴訟法に拘束されない」と述べた。ガラケー用↓
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