【社会】日本学士院賞に長谷川氏ら10人-プレートの地震研究
日本学士院は13日、優れた業績を上げた研究者に贈る日本学士院賞に、プレート沈み込み帯の地殻やマントルの構造と地震活動の関係を調べた長谷川昭東北大名誉教授(71)ら10人を選んだと発表した。長谷川氏には恩賜賞も贈る。他の受賞者は、乳幼児がかかる川崎病で、心臓の冠動脈障害の合併症に対する手術法を確立した北村惣一郎・国立循環器病研究センター名誉総長(76)、植物に有害な病原性細菌「ファイトプラズマ」のゲノム(全遺伝情報)を解読した難波成任東京大教授(65)ら。