【裁判】IT企業、うつ病で退社した元社員に損害賠償を請求→横浜地裁、会社側に対して元社員に110万円の支払いを命じる
◇「不当訴訟で精神的苦痛」横浜地裁判決
IT会社がうつ病で退職した元社員の男性(28)を相手取り約1270万円の損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁(石橋俊一裁判長)は30日、「不当訴訟によって男性が精神的苦痛を受けた」として、逆に会社に110万円の支払いを命じた。判決などによると、男性は2014年4月、神奈川県内のIT会社に入社したが、長時間労働や上司のパワハラが原因でうつ病となり、同12月に退職した。