【研究】ギャンブル依存患者、リスク判断うまくできず 「脳の機能に原因」-京都大医学研究科
ギャンブル依存症の患者は、リスクを取るべきか否かの状況判断がうまくできず、健常者と比べて脳の一部の働きに違いがあることを、京都大医学研究科の高橋英彦准教授や藤本淳研究員らのグループが突き止めた。ギャンブル依存症の新たな治療法の開発につながる成果で、英科学誌に4日発表した。ギャンブル依存症は国内では成人の4・8%が患者であると推計(厚生労働省の委託研究)され、多額の借金や自殺の原因となり社会問題となっている。