【シリア】67人死亡 サリンなど神経ガス使用か-国連安保理 緊急会合へ
内戦が続くシリアで空爆が行われたあと、多くの市民が化学兵器の使用が疑われる症状を訴え、これまでに子どもを含む67人が死亡、およそ200人が病院で手当てを受けています。現地で活動しているNGOは、被害を受けた人々の症状から猛毒のサリンなどの神経ガスが使われた可能性が高いという見方を示しました。シリア北西部イドリブ県の反政府勢力が支配する町で4日、激しい空爆があり、その後、付近にいた市民の多くが呼吸障害やおう吐、けいれんなど、化学兵器の使用が疑われる症状を訴えました。