【除染】除染事業、「安藤ハザマ」が領収書を改竄 過去にも不正 復興の大義名分、被災地食い物に
震災復興事業を巡る不正
■うまみ大「暗黙の了解」
東京電力福島第1原発事故の除染事業をめぐり、準大手ゼネコン「安藤ハザマ」が領収書を改竄(かいざん)して除染費を不正取得した疑惑。同社側は改竄を認め、不正取得についても調査している。多額の公費が投じられた東日本大震災の復興事業では、過去にも不正が相次いで発覚しており、同社の調査結果次第では、復興という大義名分を隠れみのに被災地を“食い物”にしたとのそしりは免れない。