【さいたま地裁】東松山市、16歳暴行死事件 起訴内容認める 被告の無職少年
埼玉県東松山市で昨年8月、アルバイト井上翼さん(当時16)=同県吉見町=が遺体で見つかった事件で、傷害致死罪に問われた無職少年(18)=東松山市=の裁判員裁判の初公判が26日、さいたま地裁(栗原正史裁判長)であった。少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。起訴状によると、少年は昨年8月22日未明、東松山市の都幾(とき)川河川敷で、他の15~17歳の少年4人と共謀して井上さんを蹴ったり殴ったりして意識がはっきりしない状態にした後、川に仰向けに沈めて溺死(できし)させたなどとされる。