【医療】皮膚に貼る金箔電極を開発 長時間使用してもかぶれず体温測定が可能―東大
皮膚に1週間連続で貼ってもかぶれない特殊な金箔(きんぱく)の電極を開発したと、東京大の染谷隆夫教授や慶応大の天谷雅行教授らが17日付の英科学誌ネイチャー・ナノテクノロジー電子版に発表した。既存の小型計測装置と接続すれば、体温や圧力、筋肉を動かした際に流れる電気などを継続的に測定できる。皮膚に貼る電極はこれまで、薄い樹脂フィルムやゴムシートに電線を組み込んだタイプが開発されてきたが、長時間貼ると蒸れたりかぶれたりした。