【長崎】草食恐竜の歯の化石、想定外の地層から発見
長崎県西海市大島町の海岸に露出する地層から、白亜紀後期の中ごろ(約9千万~8千万年前)の鳥脚類の恐竜の歯の化石が見つかった。共同で調査をしている福井県立大と西海市が28日に発表した。鳥脚類は二足歩行もする草食恐竜で、歯の特徴などから「ハドロサウルス上科(じょうか)」に属するとみられるという。長崎県内では、長崎市内の長崎半島にある白亜紀後期の地層「三ツ瀬層」(約8100万年前)から、ハドロサウルス上科に属するとみられる恐竜の歯の化石などが見つかっている。