【津波】東日本大震災の津波で日本の漁船が北米に 貝や甲殻類など290種も漂流物に付着して生きたまま数千キロを移動
東日本大震災の津波で日本から流出した漂流物に付着して北米に到達した生き物が約290種に上ると、米国の研究チームが29日付米科学誌サイエンスに発表した。多くは貝類や甲殻類で、チームは、海で分解されにくいプラスチックなどの人工物にくっつくことで、生きたまま数千キロを移動できたとみている。チームは震災から約1年後の2012年6月から17年2月にかけて、カナダと米国の西海岸、アラスカ、ハワイの沿岸で、船やブイなど日本からの634の漂流物を採取。