【震災の記憶】津波被害を受けた高校を震災遺構に 宮城 気仙沼
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の高校で、校舎などを震災遺構として整備するための工事が始まりました。宮城県気仙沼市にある「気仙沼向洋高校」は、震災の津波で校舎の4階まで水につかるなど大きな被害を受け、校舎の内部には流されてきた大量のがれきなどが今も残されています。気仙沼市は、震災の教訓を後世に伝えるため、3つある校舎や体育館など、合わせて5つの施設を震災遺構として保存することを決め、17日から整備のための工事を始めました。