【野党】共闘に課題 共謀罪廃案法などの対応が分裂 立憲民主党辻元氏 「不協和音を一つの大音量にして与党にぶつける」と意気込み
9日閉幕した特別国会で、野党の安倍政権への追及は迫力を欠いた。一枚岩になれず、政府・与党に付け入る隙を与えたためで、衆院選に先立ち民進党が分裂したことが最後まで響いた。来年1月召集の通常国会に向け、課題を残した形だ。民進党は選挙を経て、衆院で立憲、希望、会派「無所属の会」に3分裂。野党第1党の議席は解散時の88から選挙後は55に後退し、「1強多弱」の構図がさらに鮮明になった。