【兵庫】姫路藩救世主の伝記、ミスだらけ 教委制作の学習本
兵庫県姫路市教育委員会は26日、江戸時代に姫路藩の家老として財政再建に尽力した河合寸翁(すんのう)(1767~1841年)の生誕250年を記念して作った小中学生向けの学習冊子「姫路藩の救世主 名家老・河合寸翁」で、漢字や振り仮名、年表の表記など計9カ所に誤りがあったと発表した。市教委文化財課によると、寸翁の幼名「猪之吉」が「猪之助」になっていたほか、年表中で藩校・好古堂が完成した年は「1816年 50才」が正しいが、「1814年 48才」と誤記していた。