【電車】頭に網棚の荷物落下で首負傷、持ち主に430万円賠償命令 大阪高裁
電車の網棚から落ちたかばんが頭に当たり、頸椎捻挫などのけがを負ったとして、兵庫県の50代女性が持ち主の男性に約1400万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(田川直之裁判長)は23日、首の痛みなどの症状と事故の因果関係を認め、約430万円の支払いを命じた。判決によると、男性は2011年3月、JR福知山線(宝塚線)の満員電車内で重さ7~8キロのかばんを右手で網棚に載せようとした際、座席にいた女性の頭部に落下。