【社会】商工中金で新たに600件近い不正 資料書き換えなど
政府系金融機関の商工中金で、新たに600件近い不正が発覚しました。商工中金は去年10月、危機対応業務と呼ばれる国の制度で、融資先の業績を改ざんするなどの不正が全国で4800件以上あったとの報告書を出しましたが、その後の調査で、危機対応業務以外も含め、新たに577件の不正が判明したと発表しました。具体的には、中小企業の景気動向調査で、実際には調査をせずに数値を自作したり、地方自治体が行う制度融資でも、資料を書き換えるなどの不正が行われていました。