【北朝鮮】寧辺の軽水炉が試験運用開始か、隣接の黒鉛減速炉も 核兵器用プルトニウムの製造加速か
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は27日、北朝鮮・寧辺の核施設にある実験用軽水炉(ELWR)の試験運用が始まった兆候が確認されたとする、商業衛星写真に基づく分析を伝えた。同紙によれば、同軽水炉は25~30メガワットの発電能力があり、既に送電網に接続されているとみられる。北朝鮮は「民生用」と説明しているが、米政策研究機関「科学国際安全保障研究所」(ISIS)は年間約20キログラムの兵器級プルトニウムを生産する能力があると分析。