【日銀】黒田総裁「強力な金融緩和を継続」 「(物価目標の達成には)自信があるが、リスクは下方向に偏っている」
日銀の黒田東彦総裁は週末に米CNBCのインタビューに応じ「2%の物価目標を達成するため、日銀は強力な金融緩和政策を当面続ける必要がある」の見解を示した。消費者物価指数(CPI)の伸び悩みを指摘し「目標達成まで道のりはかなり長い」と強調した。生鮮食品やエネルギーを除くCPIは0.5%程度にとどまる。黒田氏は「(物価目標の達成には)自信があるが、リスクは下方向に偏っている」と先行きに慎重な見方をにじませた。