【福岡タクシー暴走10人死傷】「ドラえもんがほしい。タイムマシンで危険教えたい」 目の前で両親失った女児が心情
「ドラえもんがほしい。タイムマシンに乗ってあの時に戻り、お父さんお母さんに(危険が迫っていると)教えたい」。目の前で両親を失った小学生の女児は、その日の光景に今も苦しむ。福岡地裁で10日に開かれたタクシー突入事故の初公判。検察側が読み上げた被害者遺族の供述調書では、癒えぬ悲しみが痛切に語られていた。亡くなった花田盛幸さん、美佐代さん夫妻の親族の調書では「盛幸さんは正義感が強く、美佐代さんはいちずな人。