栄養にもなるオスの精液を積極的に取り込もうとして独自の進化をとげたか チャタテムシ研究でイグ・ノーベル賞の研究者が新発見
イグ・ノーベル賞の研究者新発見
ブラジルに生息する昆虫の生殖器の研究で去年、ユニークな研究に贈られるイグ・ノーベル賞を受賞した北海道大学の研究者が、この昆虫の新たな特徴を発見しこのほど論文にまとめました。北海道大学大学院農学研究院の吉澤和徳准教授はブラジルに生息する「チャタテムシ」の仲間のメスが生殖器を伸ばしてオスと交尾する生殖器の逆転を明らかにし、去年9月、ノーベル賞のパロディーとしてアメリカの科学雑誌が始めたイグ・ノーベル賞を受賞しました。