【世界シェア首位】ファーウェイ包囲狭まる 10兆円経済圏、供給網に影 日本企業からも5千億円規模の部品調達 打撃に ★2
中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)への包囲網が狭まっている。米国に続きオーストラリア、日本でも同社製品を締め出す動きが具体化する。同社は通信基地局で世界シェア首位、スマートフォン(スマホ)で2位。半導体だけで年間調達額は1.5兆円を超え、日本企業からも5千億円規模の部品を買っている。「ファーウェイ排除」の動きが進めば、サプライチェーンを担う日本や米国の企業にも打撃となる。