【訴訟】宝島社側に220万円賠償命令=双葉病院の名誉毀損認める-東京地裁
宝島社が発行した書籍で名誉を毀損(きそん)されたとして、福島県大熊町の双葉病院を運営する医療法人博文会が、同社と執筆者に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であり、鎌野真敬裁判長は同社側に220万円の賠償を命じた。原告側は謝罪広告の掲載も求めたが、認めなかった。判決によると、問題となったのは宝島社が2012年10月に発行した、ノンフィクション作家の織田淳太郎氏が執筆した「なぜ日本は、精神科病院の数が世界一なのか」。