【愛媛】海の厄介者「アカモク」を商品化
漁網や漁船のスクリューに絡みつく海の厄介者とされる海藻「アカモク」を健康食品に活用しようと、愛媛大学農学部の学生らと朝日共販(愛媛県伊方町)が共同で商品化に取り組み18日、完成した佃煮などを発表した。東北地方などごく一部では食用とされる例はあるが、瀬戸内海や宇和海では厄介者。一方で、海藻のねばねば成分として知られる食物繊維の一種「フコイダン」「フコキサンチン」が豊富に含まれ、血糖値や血中コレステロールを抑えるほか、抗アレルギー効果、抗酸化作用なども報告されている。