小児癌の安価な治療法で講演 米で承認された1回当たりの治療で5300万円程掛かる方法に代わりアオムシ由来の云々‥ 独自の治療法
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小児がんの安価な治療法で講演
子どもに多い血液のがんの安価な治療法の開発に取り組んでいる研究者が、愛知県蒲郡市で講演し、「今後、研究を加速させて早く実用化したい」と述べました。講演を行ったのは、名古屋大学大学院の高橋義行教授です。高橋教授は、子どもに多い血液のがん「急性リンパ性白血病」の患者を対象に行われている「CAR-T細胞療法」と呼ばれる治療法について、おととしアメリカで承認された方法では、1回当たりの治療で5300万円ほどかかり、普及には課題が多いと指摘しました。