【森友学園】籠池夫妻、補助金詐欺について無罪を主張。大阪地裁
国や大阪府、大阪市の補助金計約1億7千万円をだまし取ったなどとして詐欺と詐欺未遂の罪で起訴された学校法人「森友学園」の前理事長籠池泰典被告(66)と妻諄子被告(62)の初公判が6日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で開かれ、両被告は起訴内容の大半について無罪を主張した。森友学園を巡る疑惑では、大阪地検特捜部が昨年5月、国有地売却に関する背任や、財務省の決裁文書改ざんの疑いなどで告発された佐川宣寿元理財局長や同省職員ら計38人を不起訴とし、不服申し立てを受けた検察審査会が審査している。