【東日本大震災から8年】「津波ごっこ」でトラウマを癒やす子も…被災者の深すぎる“心の傷”との向き合い方
心的外傷後ストレス障害(PTSD)が日本で注目されるようになったのは、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災がきっかけだ。PTSDを発症しても、医療機関にたどり着くまで年月がかかることは珍しくない。なかには、東日本大震災の報道によって阪神・淡路大震災を思い出し、眠れなくなる人もいた。■「津波ごっこ」をする子どもが増加
一方、東日本大震災をきっかけに、2013年、災害派遣精神医療チーム(DPAT)が発足。