【社会】虐待疑いの子ども 治療が終わっても“退院できない” 去年は399人 受け入れ先なく…医療現場「発達の遅れ心配」
親から虐待を受けた疑いがあり、入院した子どものうち、治療が終わっても受け入れ先が見つからないなどの理由で退院できなかった子が、去年、399人いたことが分かりました。厚生労働省は、子どもの受け入れ先を確保するなど対策を急ぐことにしています。厚生労働省は、虐待の疑いのある子どもの対応をしている全国の医療機関など935か所を対象に、ことし2月までに実態調査を行い、395か所から回答を得ました。