【広島】「統合失調症よる幻聴で殺傷を思いとどまる事が出来なかった」と弁護側 バス待ちの男性2人が包丁で殺傷された事件の初公判
広島市安佐北区で昨年1月、バスを待っていた男性2人が包丁で刺された無差別殺傷事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職、高橋豪被告(35)の裁判員裁判初公判が24日、広島地裁(冨田敦史裁判長)で開かれ、高橋被告側は起訴内容を認めた上で、責任能力について争う姿勢を示した。冒頭陳述で検察側は「高橋被告が統合失調症のため通っていた障害者施設で職員らに冷たくされたことで自暴自棄になった」と指摘。