【風土病】ALS(筋萎縮性側索硬化症)研究で紀伊半島を調査 「牟婁病」とも呼ばれるALS 名大大学院生、食生活や歴史探る
筋萎縮性側索硬化症(ALS)について調べている名古屋大学大学院博士課程2年の藪下ももこさん(26)が3日、和歌山県串本町須江の京都大学フィールド科学教育研究センター紀伊大島実験所を訪れ、梅本信也所長(60)から紀伊半島の食生活や歴史などについて話を聞いた。藪下さんは「紀伊半島における環境と脳の健康」をテーマに研究しているオレゴン健康科学大学(アメリカ)のピーター・スペンサーさんとヴァレリー・パーマーさん、ストラスブール大学(フランス)のジャッカス・レイスさんのアシスタントを務めている。