【表現の不自由展】「憲法が禁止した検閲だ」野党、憲法審でトリエンナーレの議論要求 自民は慎重
与野党幹事長らは6日のNHK番組で、臨時国会で焦点となる憲法改正などをめぐり論戦を交わした。立憲民主党の福山哲郎幹事長は文化庁による国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付を国会の憲法審査会で取り上げるべきだと主張したのに対し、自民党の稲田朋美幹事長代行は慎重な構えを示した。文化庁は「交付申請に不備があった」として不交付を決めたが、芸術祭の展示内容に非難が殺到していたことから、一部で「表現の自由」と絡めて批判する声が上がっている。