【北海道】浦幌アイヌ協会、東京大を相手にアイヌ墓地の遺骨返還求め提訴へ 昭和期に男性教授2人が持ち去った遺骨6体
北海道浦幌町の浦幌アイヌ協会が東京大を相手に、明治・昭和期に男性教授2人が研究目的で町内のアイヌ墓地から持ち去った遺骨6体の返還を求める訴訟を釧路地裁に起こす方針を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。提訴は11月1日の見通し。協会が遺骨の返還を求めるのは北海道大、札幌医科大に続いて3例目。訴状によると、6体のうち5体は成人男性で、1888(明治21)年に現在の浦幌町ウツナイで解剖学者が発掘した。