【外食】赤字に苦しむ「いきなり!ステーキ」が高級店を傘下に収めた理由
立ち食いステーキ店「いきなり!ステーキ」が、いよいよ苦境に立たされている。2017年4月から続いていた既存店の前年比売上高のプラスが2018年3月以降はマイナスに転じ、マイナス35.2%(8月)、マイナス33.6%(9月)、マイナス41.4%(10月)とここ3カ月で大幅に減少している。不調から抜け出せずにいるのは、急速な出店による自社店舗同士の客の奪い合い、人件費や材料費の高騰に伴う値上げ、他社参入や消費者の飽きなど、さまざまな要因が挙げられている。