【企業】HOYA、東芝子会社に敵対的TOB 最大1477億円
HOYAは13日、東芝子会社のニューフレアテクノロジーのTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。最大1477億円を投じて全株の取得を目指す。ニューフレアを巡っては東芝も完全子会社化を目指して株式の買い増し手続きを進めている。東芝はTOBに応じない姿勢で、敵対的な争奪戦に発展する可能性がある。HOYAは半導体ウエハーに回路を描く原版となる「ブランクス」と呼ぶガラス製品で7割以上のシェアを握るほか、この表面に微細な回路を形成した「フォトマスク」も提供している。