【医学】花粉症のアレルギー反応「食事時間を見直すと改善の可能性」山梨大
あと1カ月もすれば、再び嫌な花粉症の季節がめぐってくるが、山梨大学の研究チームは、くしゃみや鼻水、じんましんなどのアレルギー反応は、不規則な食生活によって狂った体内時計と関係している可能性を、マウスを使った実験によって確かめた。生活が不規則になりがちな現代人には、ちと耳が痛い結果だ。山梨大医学部免疫学講座の中尾篤人教授と中村勇規准教授らのチームはかつて、睡眠や起床、ホルモン分泌など、24時間のリズムを刻む体内時計が、アレルギー症状が起こる時間帯と関係していることを発見。