【噴火】富士山が沈黙破ったら…「火山灰で環境劣悪に」 1707年には火山灰が、江戸や横浜にも堆積
富士山噴火をテーマとした講演会が19日、横浜市中区の神奈川県立歴史博物館であった。県温泉地学研究所の萬年一剛主任研究員が江戸時代の大規模噴火に関する最新の知見を報告。再び同じような事態に見舞われた場合、「火山灰の影響が広範囲で長期間続く。劣悪な生活環境にどれだけ耐えられるかだ」と指摘した。1707(宝永4)年に16日間続いた富士山の宝永噴火では、偏西風に流された大量の火山灰が江戸や横浜にも堆積。